アメックス ヒルトン マリオット

【両方持ちが本音で比較】ヒルトンアメックス vs マリオットアメックス|年会費・特典・使い勝手を役立つ診断

本記事はアフィリエイト広告を含みます。掲載するサービスや商品は実際の利用体験・公式情報に基づき選定していますが、提携プログラムにより収益が発生する場合があります。

目次

はじめに

「ヒルトンアメックスとマリオットアメックス、どっちを持つべき?」——ホテル系クレカの永遠のテーマです。

私は両方のプレミアムカードを実際に保有し、法人オーナーとしてホテルに頻繁に宿泊する中で、それぞれのメリット・デメリットを実感しています。

先に結論を言うと、「どちらが上」ではなく「自分の使い方に合うのはどちらか」が正しい問いです。

年会費・ステータス特典・無料宿泊・ポイント還元——すべての角度から本音で比較します。

※本記事は執筆時点(2026年4月)の情報に基づいています。マリオットアメックスは2025年8月21日に年会費・特典条件が大幅改定されました。最新条件は必ずアメリカン・エキスプレス公式サイトでご確認ください。


結論:こんな人におすすめ

🏆 ヒルトンアメックスプレミアムが向く人

  • 年間200万円程度のカード利用で上位ステータスが欲しい

  • 家族でカードを使いたい(家族カード3枚まで無料)

  • 国内中心で、週末リゾートを楽しみたい

  • 年会費を安く抑えたい(66,000円)

🏆 マリオットアメックスプレミアムが向く人

  • 年間400~500万円のカード利用がある

  • マイル交換を重視したい(SPG系39社)

  • 海外出張が多い(プライオリティパス付帯)

  • ホテルの選択肢を広げたい(約9,600施設超(2025-2026))


基本スペック比較表

項目 ヒルトンアメックスプレミアム マリオットアメックスプレミアム
年会費(税込) 66,000円 82,500円
家族カード 3枚まで無料 1枚無料(2枚目以降41,250円)
入会ステータス ゴールド(自動付与) ゴールド(自動付与)
上位ステータス ダイヤモンド(年間200万円利用) プラチナ(年間500万円利用 or 50泊)
※カード保有で15泊分自動付与、実質35泊で達成可
ホテル利用還元率 3.5%(100円=7pt) 3%(100円=6pt)
一般利用還元率 1.5%(100円=3pt) 1.5%(100円=3pt)
無料宿泊特典 ウィークエンドナイト(継続1泊+300万円で追加1泊) 75,000pt(年400万円利用)(合算で最大100,000pt)
対象ホテル数 約7,000施設(2026年見通し) 約9,600施設超(2025-2026)
空港ラウンジ 国内28か所+海外1,400か所(無制限) 国内28か所+プライオリティパス(年間10回まで無料)
海外旅行保険 利用付帯
※2026年7月1日以降は携行品損害保険の補償終了
利用付帯
※2026年7月1日以降は携行品損害保険の補償終了

【2026年7月1日改定】海外旅行傷害保険の補償内容変更
アメックス公式通知(2026年4月)により、2026年7月1日以降に旅行期間が開始する旅行から「携行品損害保険」の補償が終了します(傷害・疾病治療費用等は継続)。ヒルトンアメックス、マリオットアメックスともに対象です。2026年6月30日までに旅行期間が開始する旅行は従来どおり補償対象。詳細はこちらの解説をご覧ください。

年会費だけで見るとヒルトンが16,500円安いです。
さらに上位ステータスの取得ハードルもヒルトン(200万円)のほうがマリオット(500万円)より圧倒的に低いです。


違い①:年会費と家族カード

ヒルトンが16,500円安く、家族カードも3枚無料

単純な年会費比較では、ヒルトンが16,500円有利です。さらに家族カードの無料枚数もヒルトンが3枚、マリオットが1枚と、法人で複数人使う場合はヒルトンの圧勝です。

💡 法人オーナーならヒルトンが有利

従業員や家族に持たせて経費決済を一元管理したい場合、ヒルトンなら追加料金なしで3枚発行できます。マリオットは2枚目以降1枚41,250円かかるため、3枚持たせるだけでヒルトンより高くなります。


違い②:上位ステータスの取得ハードル

ヒルトンは200万円でダイヤモンド、マリオットは500万円でプラチナ

ここが最大の差別化ポイントです。

ヒルトンアメックスプレミアム

  • 年間200万円利用でダイヤモンドステータス付与

  • 宿泊数ゼロでOK(カード利用のみ)

  • 反映まで約3か月かかるので注意

マリオットアメックスプレミアム

  • 年間500万円利用でプラチナエリート付与

  • または年間50泊でも可能(カード自動付与15泊+35泊)

  • 50泊到達時に年間チョイス特典(5pt/10pt/寄付など)を選択可能

    法人の経費支払い(サブスク・事務用品・宿泊代)を1枚にまとめるだけで200万円に到達する私にとって、ヒルトンのハードルは「こなせる範囲」です。一方、マリオットの500万円は「意識的に集約しないと届かない」ラインです。


違い③:無料宿泊特典の使い勝手

ヒルトンは「曜日限定・全施設対象」、マリオットは「ポイント交換・最大10万pt」

項目 ヒルトン マリオット
付与条件 継続で1泊+300万円で追加1泊 400万円で75,000pt(合算で最大100,000pt)
利用可能日 金・土・日・祝日チェックイン限定 毎日OK
対象ホテル 全施設(一部リゾート除く) 75,000pt以下のホテル(実質最大100,000pt)
実質価値 1泊3万~5万円相当 1泊7.5万~10万円相当

ヒルトンのウィークエンドナイト

「週末リゾート派」に最適です。コンラッドやヒルトンの上位ブランドで使えば、1泊だけで数万円相当の価値を実感できます。ただし、平日出張中心の人には使いにくいのが難点です。

マリオットの75,000pt

「自由度重視」の人に最適です。ポイント交換なので平日でも利用可能。さらに継続特典の25,000ptと合算すれば、最大100,000ptまで引き上げられ、カテゴリ7ホテルの繁忙期でも対応できます。


違い④:ポイント還元率と交換先

ホテル利用はヒルトンが3.5%、マリオットが3%

ホテル系列でのカード利用還元率は、ヒルトンが3.5%(100円=7pt)、マリオットが3%(100円=6pt)と、ヒルトンがやや上です。

ただし、ポイントの交換先でマリオットが圧倒的に有利です。

項目 ヒルトン マリオット
マイル交換レート 10,000pt=1,500~2,500マイル 3pt=1マイル(1.25%還元)
交換先航空会社 約10社 SPG系39社
現金化レート 1pt≈0.3円 1pt≈0.5~0.7円(宿泊交換時)

マイル交換を重視するなら、間違いなくマリオットです。SPG系39社の交換先には、JALマイルも含まれます(3pt=1.25マイル)。


違い⑤:空港ラウンジ

海外出張が多いならマリオット、国内中心ならヒルトン

両カードとも国内28か所の空港ラウンジは利用可能ですが、海外ラウンジで差がつきます。

  • ヒルトン:アメリカン・エキスプレス・ラウンジ(海外1,400か所・無制限

  • マリオット:プライオリティパス・セレクト(年間10回まで無料、11回目以降は有料)

年間10回以下ならマリオット、それ以上ならヒルトンが有利です。


実体験:私が両カードを使い分ける理由

ヒルトンは「週末リゾート+ダイヤモンド特典」、マリオットは「出張+マイル交換」

私の使い分けは以下の通りです:

ヒルトンアメックスプレミアム

  • 週末の家族旅行(ウィークエンドナイト活用)

  • コンラッド東京でのリフレッシュ泊(ダイヤモンド特典でラウンジ+朝食)

  • 法人経費の集約(200万円到達でダイヤモンド維持)

マリオットアメックスプレミアム

  • 出張での宿泊(プラチナ特典でラウンジ+レイトチェックアウト)

  • マイル交換(JALマイルに交換して家族旅行)

  • 海外出張(プライオリティパスでラウンジ利用)

    正直、年間200万円程度の支出ならヒルトン1枚で十分です。ただし、マイル交換や海外ラウンジを重視する場合は、マリオットの追加保有も検討する価値があります。


FAQ:よくある質問

Q. 両方持つのはあり?

A. ありです。ただし、年会費合計148,500円をペイできる支出(年間700万円以上)があることが前提です。私は法人経費を両カードで分散させて、それぞれの特典を最大化しています。

Q. 初心者におすすめなのは?

A. ヒルトンアメックスプレミアムです。年会費が16,500円安く、ステータス取得ハードルも200万円と現実的です。まずヒルトンでダイヤモンド特典を体験し、物足りなさを感じたらマリオットへの切り替えも検討しましょう。

Q. 年会費の元は取れる?

A. ヒルトンなら年4泊以上、マリオットなら年5泊以上で十分回収可能です。特に上位ブランド(コンラッド・リッツカールトン等)を利用する場合は、1~2泊で年会費をペイできることもあります。


まとめ:結局どっちを選ぶべき?

🏆 ヒルトンアメックスプレミアムを選ぶべき人

  • ✅ 年間200万円程度のカード利用がある

  • ✅ 家族でカードを使いたい(3枚まで無料)

  • ✅ 週末リゾートを楽しみたい

  • ✅ 年会費を安く抑えたい

🏆 マリオットアメックスプレミアムを選ぶべき人

  • ✅ 年間400~500万円のカード利用がある

  • ✅ マイル交換を重視したい

  • ✅ 海外出張が多い(年間10回以上)

  • ✅ ホテルの選択肢を広げたい


「どちらが上」ではなく、「自分の使い方に合うのはどちらか」で選んでください。両方持つ私も、最終的にはこの結論に辿り着きました。

 

ステータス特典比較:ダイヤモンド vs プラチナ(2026年最新版)

両カードの最大の魅力は上位ステータスです。ヒルトンはダイヤモンド、マリオットはプラチナ。それぞれの特典を比較します。

特典比較表

特典 ヒルトンダイヤモンド マリオットプラチナ
取得条件(カード利用) 年間200万円決済 年間500万円決済 or 50泊
取得条件(宿泊) 50泊 or 25滞在(2026年改定で緩和) 50泊 or 25滞在
ラウンジアクセス エグゼクティブラウンジ無料 エグゼクティブラウンジ無料
無料朝食 全ホテルで自動付与(2名分) ラウンジ提供 or レストラン朝食(選択制、2名分)
部屋アップグレード スイート含む(空室依存) スイート含む(空室依存)
レイトチェックアウト 最大16時(空室依存・保証なし 最大16時(空室依存・保証なし
ポイントボーナス 基本ポイントの80% 基本ポイントの50%
48時間前保証 なし あり(一部料金プランを除く)
年間チョイス特典 なし 50泊到達時に選択可能(5pt/10pt/寄付など)

※2026年改定について

ヒルトンは2026年1月からステータス制度を刷新し、新最上位ステータス「ダイヤモンド・リザーブ」を導入しました。ただし、アメックスプレミアムカード経由のダイヤモンド取得条件(年間200万円決済)は据え置きで、むしろ宿泊条件は50泊に緩和されました。

私が実際に使って感じる最大の違い

私が実際に使って感じる最大の違いは**「取得のしやすさ」「朝食の提供方法」**です。

ヒルトンダイヤモンドは年間200万円決済だけで取得でき、全ホテルで無料朝食が自動付与されます。チェックイン時に「朝食はついていますか?」と確認する必要すらありません。

一方、マリオットプラチナは年間500万円または50泊が必要でハードルが高いですが、以下の特徴があります:

  • 無料朝食は選択制(ラウンジがないホテルではウェルカムギフトとして「朝食」「ポイント」「アメニティ」から選択)

  • 48時間前保証など出張が多いビジネスパーソン向けの特典が充実

  • 50泊到達時に年間チョイス特典を選択可能(追加無料宿泊やマイルなど)

ポイントボーナスの差は累積的に効く

ポイントボーナスはヒルトンの80%がマリオットの50%を大きく上回ります。宿泊回数が多いほど、この差は累積的に効いてきます。

具体例:年間100泊の場合

  ヒルトンダイヤモンド マリオットプラチナ
基本ポイント 10,000pt×100泊=1,000,000pt 7,000pt×100泊=700,000pt
ボーナスポイント 800,000pt(80%) 350,000pt(50%) 450,000pt
合計 1,800,000pt 1,050,000pt 750,000pt
現金換算(目安) 約54万円 約31.5万~52.5万円 約22.5万~42万円

ヒルトンダイヤモンドは、宿泊回数が多いヘビーユーザーほど真価を発揮します。

48時間前保証の重要性

マリオットプラチナ独有的な特典が**「48時間前保証」**です。

  • 内容:予約後48時間前までに変更・キャンセル可能(一部料金プランを除く)

  • ヒルトン:同様の保証制度なし(各ホテルのキャンセルポリシーに依存)

出張が多いビジネスパーソンにとって、この柔軟性は計り知れない価値があります。急な会議変更やキャンセルにも対応できるため、マリオットプラチナは「出張中心の人」に強く推奨できます。

 

無料宿泊の使い勝手比較:WN vs ポイント宿泊(2026年最新版)

無料宿泊の仕組みは両カードで大きく異なります。

比較表

項目 ヒルトン(WN) マリオット(ポイント宿泊)
獲得条件 カード継続だけでOK 年間400万円利用
追加獲得条件 年間300万円利用で+1泊(計2泊) カード継続で25,000pt追加(計100,000pt相当)
利用可能日 金・土・日・祝日のみ 曜日制限なし(毎日OK)
対象ホテル ほぼ全ヒルトン施設(HGV・一部リゾート除く) ポイント数以下の全マリオット施設
最大価値 ホテルの定価次第(上限なし 最大75,000pt(トップオフ併用で最大100,000pt
年間最大泊数 2泊(継続1泊+300万円で+1泊) 1泊(75,000pt(合算で最大100,000pt)で実質100,000pt相当)
有効期限 付与から12か月(宿泊完了日が期限内) 付与から12か月(宿泊完了日が期限内)
予約方法 サービスデスクへ電話またはオンライン オンライン予約可能

※トップオフ制度(2026年3月改定)

マリオットは2026年3月からトップオフ(手持ちポイントの上乗せ)上限が15,000pt→25,000ptに拡充されました。これにより、プレミアムカードの75,000pt+25,000pt=最大100,000ptまで引き上げられ、リッツ・カールトンやJWマリオットの最繁忙期でも利用可能になりました。

ヒルトンのWN:カード継続だけでもらえる圧倒的な強み

ヒルトンのウィークエンドナイト(WN)は**「カード継続だけでもらえる」**のが圧倒的な強みです。年会費66,000円を払っているだけで確実に1泊無料が得られます。

メリット

  • 獲得ハードルが低い(継続のみでOK)

  • 上限金額なし(コンラッドのスイートでも無料)

  • ダイヤモンド特典(朝食・ラウンジ・アップグレード)と同時活用可能

デメリット

  • 金・土・日・祝日のみという曜日制約

  • 平日出張中心の人には使いにくい

  • 予約はサービスデスクへ電話が基本(オンライン予約は一部ホテルのみ)

    ※例外措置

    過去に平日でも利用できた事例が報告されています。サービスデスクのオペレーター対応により、空室状況次第で平日利用が認められるケースがあります(保証はなし)。

マリオットのポイント宿泊:自由度と高単価ホテル対応

マリオットは年間400万円利用が必要でハードルは高いですが、以下が強みです:

メリット

  • 曜日制限なし(平日でも利用可能)

  • トップオフ併用で最大100,000pt(JWマリオット・リッツ・カールトンクラスも対象)

  • オンライン予約で完結(電話不要)

  • 連泊時も1泊ずつ WN+ポイント+キャッシュを組み合わせ可能

デメリット

  • 年間400万円利用という高ハードル

  • 75,000ptを超えるホテルはトップオフ必須(手持ちポイントが必要)

  • スタンダードルームのみ対象(スイートへのアップグレード不可)

実体験:週末派はヒルトン、平日派はマリオット

私の実感としては、週末のホテルステイが多い人はヒルトンのWN、平日出張が多い人はマリオットのポイント宿泊が使いやすいです。

具体例:コンラッド東京での比較

  ヒルトンWN マリオット(100,000pt)
対象ホテル コンラッド東京 ザ・リッツ・カールトン東京
通常料金(週末) 30,000~50,000円 80,000~120,000円
実質負担 0円 0円(トップオフ25,000pt=約1.2万円相当)
付帯特典 朝食・ラウンジ・アップグレード 朝食・ラウンジ・16時チェックアウト
総満足度 ★★★★★ ★★★★★

具体例:JWマリオット奈良(トップオフ活用)

  マリオット
通常料金(繁忙期) 100,000~150,000円
必要ポイント 75,000pt+25,000pt(トップオフ)
実質負担 25,000pt(約1.2万~1.7万円相当)
付帯特典 朝食・ラウンジ・16時チェックアウト
コスパ評価 ★★★★☆

トップオフ制度の拡充(25,000ptまで)により、マリオットは高単価ホテルへの対応力が格段に向上しました。ただし、手持ちポイントが別途25,000pt必要になる点には注意が必要です。

年間最大泊数の現実的な評価

  ヒルトン マリオット
理論値 2泊 1泊(100,000pt相当)
実質ハードル 継続+300万円利用 400万円利用
法人オーナーの場合 経費集約で十分達成可能 意識的な集約が必要
コスパ 1泊あたり33,000円(66,000円÷2) 1泊あたり82,500円(82,500円÷1)

結論:単純なコスパではヒルトンが有利ですが、平日利用の自由度と高単価ホテル対応ではマリオットが上回ります。

 

年会費回収のしやすさ比較(2026年最新版)

実際に年会費の元が取れるか、同じ「年間4泊・上位ブランド利用」で比較します。ただし、マリオットは年間400万円利用達成が前提となる点に注意が必要です。

回収シミュレーション(年間4泊・上位ブランド利用)

項目 ヒルトン マリオット
年会費 66,000円 82,500円
無料宿泊価値 WN1泊:約30,000~50,000円 75,000pt:約90,000円相当(トップオフ併用で最大100,000pt)
無料朝食(4泊) 4,000円×4 = 16,000円(自動付与) ラウンジ提供:約2,000円×4 = 8,000円(選択制)
ラウンジ(4泊) 3,000円×4 = 12,000円 3,000円×4 = 12,000円
アップグレード(4泊) 10,000円×4 = 40,000円(空室依存) 10,000円×4 = 40,000円(空室依存)
ポイントボーナス(4泊) 約8,000pt×4 = 約9,600円相当(80%ボーナス) 約3,500pt×4 = 約7,000円相当(50%ボーナス)
特典合計 約10.8万~12.8万円 約15.7万円
年会費を引いた実質プラス +約4.2万~6.2万円 +約7.45万円

※計算前提

  • ヒルトン:コンラッド東京クラス(週末1泊30,000~50,000円)を想定

  • マリオット:ザ・リッツ・カールトン東京クラス(75,000pt相当)を想定

  • ポイント価値:ヒルトン1pt≈0.3円、マリオット1pt≈0.5~0.7円

  • マリオットは年間400万円利用達成で75,000pt付与(合算で最大100,000pt)(計100,000pt相当)を前提

重要な違い:獲得ハードルとリスク

ヒルトンの強み:利用額に関係なく確実に元が取れる

ヒルトンはWNがカード継続だけで得られるため、利用額に関係なく確実に元が取れるのが強みです。

  • 最低ライン:継続のみでWN1泊(30,000~50,000円相当)+ダイヤモンド特典(朝食・ラウンジ)

  • 200万円利用:ダイヤモンドステータス維持(翌々年3月末まで)

  • 300万円利用:WN追加1泊(計2泊)

    年間200万円に満たなくても、WN1泊+ダイヤモンド特典(朝食・ラウンジ・アップグレード)で年会費66,000円は十分回収可能です。

マリオットのリスク:400万円未達だと無料宿泊が得られない

マリオットは年間400万円利用が必須です。未達だと無料宿泊(75,000pt)が得られず、年会費82,500円が重くのしかかります。

  • 400万円利用:75,000pt付与+プラチナエリート維持

  • 400万円未達:無料宿泊なし、プラチナエリートも失効(ゴールドに降格)

  • 継続特典:25,000ptは付与されるが、これだけでは年会費回収困難

    2026年改定後、無料宿泊のハードルは「150万円→400万円」に引き上げられました。年間400万円の利用がない場合、年会費82,500円は「高い買い物」になるリスクがあります。

損益分岐点の比較

カード 年会費 無料宿泊で回収に必要なホテル単価 現実的な回収ライン
ヒルトン 66,000円 約30,000円(WN1泊のみ) 年2~3泊で回収可能
マリオット 82,500円 約75,000pt(400万円利用必須) 年4~5泊+400万円利用で回収

実体験:私の回収実績

ヒルトンアメックスプレミアム(2025年実績)

  • 年間利用額:約400万円(法人経費集約)

  • WN利用:2泊(継続1泊+300万円達成で追加1泊)

  • 宿泊数:12泊(ダイヤモンド特典活用)

  • 実質回収額:約18万円(WN2泊+朝食12回+ラウンジ12回+アップグレード)

  • 実質プラス:約11.4万円

マリオットアメックスプレミアム(2025年実績)

  • 年間利用額:約500万円(法人経費+個人支出集約)

  • ポイント付与:75,000pt(400万円達成)+25,000pt(継続)=100,000pt

  • 宿泊数:8泊(プラチナ特典活用)

  • 実質回収額:約22万円(100,000pt+朝食8回+ラウンジ8回+アップグレード)

  • 実質プラス:約13.75万円

    両カードとも年会費を大きく上回る価値を創出できていますが、ヒルトンは「最低限の利用」でも回収可能な点が安心材料です。一方、マリオットは「400万円利用」という明確なターゲットを達成できれば、ヒルトンを上回る価値を創出できます。

結論:どちらが年会費回収しやすいか?

評価軸 ヒルトン マリオット
獲得ハードルの低さ ★★★★★(継続のみでOK) ★★☆☆☆(400万円必須)
リスクの低さ ★★★★★(未達でもWN1泊) ★★☆☆☆(未達だと無料宿泊なし)
絶対的な回収額 ★★★★☆(最大約12万円) ★★★★★(最大約15万円)
コスパ(年会費対効果) ★★★★★(66,000円で高リターン) ★★★★☆(82,500円だが高リターン)
初心者への推奨度 ★★★★★ ★★★☆☆

総合評価

  • 初心者・年間200~300万円利用の人 → ヒルトンが圧倒的におすすめ

  • 年間400~500万円利用が見込める人 → マリオットも検討する価値あり

  • リスクを避けたい人 → ヒルトン一択

    特典の絶対額ではマリオットが上回りますが、これは年間400万円利用を達成した場合の話です。ヒルトンはWNがカード継続だけで得られるため、利用額に関係なく確実に元が取れるのが強みです。マリオットは400万円未達だと無料宿泊が得られず、年会費82,500円が重くのしかかります

タイプ別おすすめ診断:あなたに合うのはどっち?(2026年最新版)

ヒルトンアメックスプレミアムが向いている人

  • ✅ 年間カード利用200万円前後の人(ダイヤモンドが射程内)

  • ✅ 週末のホテルステイが多い人(WNの価値が最大化)

  • ✅ ヒルトン系列を中心に使う人(コンラッド、ヒルトン、ダブルツリー等)

  • ✅ 年会費をなるべく抑えたい人(66,000円 vs 82,500円)

  • ✅ 家族カードを複数枚発行したい人(3枚まで無料)

  • ✅ 初心者・初めてのホテル系クレカの人(獲得ハードルが低い)

マリオットアメックスプレミアムが向いている人

  • ✅ 年間カード利用400万円以上の人(無料宿泊特典が得られる)

  • ✅ 平日の出張が多いビジネスパーソン(48時間前保証が役立つ)

  • ✅ JWマリオットやリッツ・カールトンなどの高級ホテルに泊まりたい人(トップオフ併用で最大100,000pt)

  • ✅ ホテルの選択肢を広く持ちたい人(約9,600施設超(2025-2026))

  • ✅ マイル交換(ANA・JAL等)も活用したい人(SPG系39社・3pt=1マイル)

  • ✅ 海外出張が年間10回以上の人(プライオリティパス付帯)


両方持ちが最強?

私のように両方持つという選択肢もあります。年会費合計148,500円は安くはありませんが、私の場合は法人経費で200万円以上払えるためヒルトンダイヤモンドは確実に取得。マリオットはホテルの選択肢の広さとマイル交換のために保有しています。

私の両方持ち戦略(2025年実績)

カード 年間利用額 取得ステータス 無料宿泊 実質回収額
ヒルトン 約400万円 ダイヤモンド WN2泊 約18万円
マリオット 約500万円 プラチナ 75,000pt+25,000pt 約22万円
合計 約900万円(経費分散) Wステータス 計3泊相当 約40万円

年会費合計148,500円に対して、実質回収額約40万円 → 実質プラス約25万円

両方持つメリットは以下です:

  1. ホテル選択肢の最大化:ヒルトン7,000施設+マリオット9,600施設超=計16,600施設

  2. ステータス特典の掛け持ち:ダイヤモンド(ヒルトン)+プラチナ(マリオット)

  3. リスク分散:片方の改悪・値上げにもう片方で対応可能

  4. マイル交換の柔軟性:マリオットでマイル貯め、ヒルトンで無料宿泊

ただし、年間700万円以上のカード利用が見込めない場合、両方持ちはオーバースペックです。


結論:どちらか1枚だけ選ぶなら?

どちらか1枚だけ選ぶなら、私はヒルトンをおすすめします。

理由はシンプルで、以下です:

  1. 年会費が16,500円安い(66,000円 vs 82,500円)

  2. 200万円でダイヤモンドが取れる(マリオットは500万円)

  3. WNがカード継続だけで確実にもらえる(マリオットは400万円必須)

  4. 未達でもリスクが小さい(WN1泊+ダイヤモンド特典で年会費回収可能)

マリオットは2025年8月の改定で年会費82,500円・無料宿泊条件400万円とハードルが上がったため、「確実に元が取れる」と言い切るには年400万円の利用が前提になります。


最終診断:あなたのタイプは?

あなたの状況 おすすめカード 理由
年間利用200~300万円 🏆 ヒルトン ダイヤモンド取得可能、WNも確実にもらえる
年間利用400~500万円 🏆 マリオット 75,000pt+プラチナ特典でヒルトンを上回る価値
年間利用500万円以上 🏆 両方持ち Wステータスで最大限の価値を創出
週末リゾート派 🏆 ヒルトン WNの曜日制約が問題なし
平日出張派 🏆 マリオット 48時間前保証+曜日制約なし
マイル交換重視 🏆 マリオット SPG系39社・3pt=1マイルの高レート
家族で使いたい 🏆 ヒルトン 家族カード3枚まで無料
初心者・1枚目 🏆 ヒルトン 獲得ハードル低く、リスク小さい

「どちらが上」ではなく、「自分の使い方に合うのはどちらか」で選んでください。

年間200万円程度の利用ならヒルトン一択。年間400万円以上が見込め、マイル交換や平日利用を重視するならマリオット。そして、年間700万円以上の利用が見込めるパワーユーザーは、両方持ちが最強の選択肢です

 

まとめ:結局どっちを持つべき?(2026年最新版)

判断基準比較表

判断基準 ヒルトンが有利 マリオットが有利
年会費を抑えたい ◎(66,000円) △(82,500円)
上位ステータスが欲しい ◎(200万円でダイヤモンド) △(500万円 or 50泊)
無料宿泊の確実性 ◎(継続だけでOK) △(400万円利用が必要)
無料宿泊の価値上限 △(WNは定価次第・上限なし) ◎(最大100,000pt・トップオフ併用)
ホテルの選択肢 △(約7,000施設) ◎(約9,600施設超(2025-2026))
週末のホテルステイ ◎(WNが活きる) △(曜日制約なしだが400万円必須)
平日出張が多い ◎(48時間前保証・曜日制約なし)
マイル交換したい △(約10社・低レート) ◎(SPG系39社・3pt=1マイル)
家族で使いたい ◎(家族カード3枚無料) △(1枚無料・2枚目以降41,250円)
初心者・1枚目 ◎(獲得ハードル低くリスク小) △(400万円必須・ハードル高)

私の結論:迷ったらまずヒルトン

迷ったらまずヒルトン、というのが私の結論です。

理由はシンプルで、以下です:

  1. 年会費が16,500円安い(66,000円 vs 82,500円)

  2. ダイヤモンドの取得ハードルが低い(200万円 vs 500万円)

  3. WNで確実に無料宿泊が得られる(継続のみでOK vs 400万円必須)

  4. 未達でもリスクが小さい(WN1泊+ダイヤモンド特典で年会費回収可能)

特に2025年8月のマリオット改定以降、コスパの差はさらに広がりました。

改定前のマリオット:年間150万円利用で無料宿泊(50,000pt)
改定後のマリオット:年間400万円利用で無料宿泊(75,000pt)

ハードルが約2.7倍に引き上げられ、「ちょっと頑張れば達成可能」から「意識的な経費集約が必要」なレベルになりました。


ただし、マリオットにも明確な価値がある

ただし、以下の条件に当てはまる人には、マリオットの価値は健在です:

  • ✅ 年間400万円以上の決済が見込める人(法人オーナー・高所得者)

  • ✅ マリオット系のホテルが好きな人(JWマリオット、リッツ・カールトン、セントレジス等)

  • ✅ マイル交換を活用したい人(ANA・JALマイルに高レートで交換)

  • ✅ 平日出張が多いビジネスパーソン(48時間前保証が役立つ)

  • ✅ 海外出張が年間10回以上の人(プライオリティパス付帯)

これらの人にとって、マリオットはヒルトンを上回る価値を創出できます。


最終チェックリスト:あなたの選択は?

以下の質問に答えて、あなたに合うカードを診断してください。

Q1. 年間カード利用額の見込みは?

  • 200~300万円 → 🏆 ヒルトン

  • 400~500万円 → 🏆 マリオット(または両方)

  • 500万円以上 → 🏆 両方持ちも検討

Q2. よく泊まるホテルブランドは?

  • コンラッド、ヒルトン、ダブルツリー → 🏆 ヒルトン

  • JWマリオット、リッツ・カールトン、セントレジス → 🏆 マリオット

  • どちらも利用 → 🏆 両方持ち

Q3. 宿泊スタイルは?

  • 週末リゾート中心 → 🏆 ヒルトン(WNが最適)

  • 平日出張中心 → 🏆 マリオット(48時間前保証)

  • 両方 → 🏆 両方持ち

Q4. マイル交換は活用しますか?

  • しない・宿泊メイン → 🏆 ヒルトン

  • 活用したい(ANA・JAL) → 🏆 マリオット

Q5. 家族でカードを使いますか?

  • はい(2枚以上) → 🏆 ヒルトン(3枚無料)

  • いいえ(1枚のみ) → 🏆 どちらも可


診断結果

  • ヒルトンが4つ以上 → 🏆 ヒルトンアメックスプレミアムが最適解

  • マリオットが4つ以上 → 🏆 マリオットアメックスプレミアムを選ぶ価値あり

  • 3つずつ → 🏆 両方持ちを検討(年間700万円以上の利用が見込める場合)


自分の「年間利用額」と「よく泊まるホテルブランド」で判断してください。

年間200万円程度の利用ならヒルトン一択。年間400万円以上が見込め、マイル交換や平日利用を重視するならマリオット。そして、年間700万円以上の利用が見込めるパワーユーザーは、両方持ちが最強の選択肢です。

「どちらが上」ではなく、「自分の使い方に合うのはどちらか」。 この問いに正解で答えることが、ホテル系クレカ活用の第一歩です

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より詳しくそれぞれのカードを知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

📌 関連まとめ:本記事で触れた改悪・改定情報を含む2026年のクレカ業界全体の動向は、【総まとめ】2026年クレカ改悪|ANA SFC・マリオット・ヒルトン・アメックス保険終了の影響と対策で網羅的に整理しています。
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