アメックス マリオット

【2026年最新版】マリオットボンヴォイアメックスプレミアム、2025年大改定。今持つ価値はある?

本記事はアフィリエイト広告を含みます。掲載するサービスや商品は実際の利用体験・公式情報に基づき選定していますが、提携プログラムにより収益が発生する場合があります。

2025年8月、マリオットボンヴォイ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード(以下、マリオットアメックス)が大幅に改定されました。
年会費は49,500円→82,500円(約67%値上げ)、無料宿泊の獲得条件は年間150万円→400万円(約167%増)と、2026年11月以降の完全適用後は既存会員にとっても厳しい内容です。

ただし、2025年8月20日以前からカードを保有する既存会員は、2026年10月26日までの移行猶予期間中は「150万円利用で75,000ポイント」という旧条件より有利な仕様で無料宿泊特典が得られるため、この期間中は事実上の「改善」となります。

一方で、改定を知らずに今もカードを持ち続けている方や、これから申し込みを検討している方も多いのではないでしょうか。
この記事では「改定でどう変わったの?」「今も持つ意味はある?」という疑問に、実際にマリオット系ホテルを活用している法人オーナーの視点からお答えします。  

目次

改定内容まとめ:何がどう変わったのか

まず改定前後を比較した表で、変化のポイントを確認しましょう。

項目 改定前(〜2025年8月20日) 改定後(2025年8月21日〜) 備考
年会費(税込) 49,500円 82,500円 +33,000円(+66.7%)
無料宿泊の獲得条件 年間150万円利用 年間400万円利用(新規) 既存会員は2026年10月26日まで150万円条件のまま
無料宿泊のポイント上限 50,000pt(+15,000ptトップオフ=最大65,000pt) 75,000pt(+25,000ptトップオフ=最大100,000pt) トップオフ上限は2026年3月改定で15,000→25,000pt
プラチナエリート資格の条件 年間400万円利用 年間500万円利用 宿泊実績50泊でも可(変更なし)
マリオット利用時のポイント還元 100円=6ポイント(3%相当) 100円=6ポイント(変更なし) 一般利用は100円=3ポイント
公共料金・税金のポイント 対象外 対象外 もともと付与対象外
ゴールドエリート付与 入会時に自動付与 入会時に自動付与(変更なし) 一般カードも2025年8月改定でゴールド自動付与に
エリートナイトクレジット 15泊分(年会費支払い時) 15泊分(変更なし) プラチナ(50泊)達成を支援
ポケットコンシェルジュ なし 追加(半年ごとに最大5,000円・20%CB) 新規特典(年間最大10,000円相当)
無料宿泊特典の譲渡 不可 不可(変更なし) 家族名義での予約は可能

**既存会員への適用タイミング**: 2025年8月20日までにカードを保有していた方は、**2026年10月28日**から新条件が適用されます(それまでは150万円利用で75,000ptが獲得可能)。  

改悪ポイント:率直に言うとかなり厳しい

① 年会費が約33,000円も値上がり

49,500円 → 82,500円は、実に66.7%の値上げです。ただし「年会費が上がっても利用額が増えればコスパは変わらない」と感じる方もいるかもしれません。実際に計算してみると、こうなります。

【実質コストの比較】

  改定前 改定後(条件達成時) 改定後(300万円利用)
年会費 49,500円 82,500円 82,500円
必要利用額 150万円 400万円 300万円
利用額比コスト 0.33% 0.21% 0.275%

一見「条件達成すればコスパは改善」に見えますが、無料宿泊を獲得できない300万円利用者の場合、年会費増分33,000円がそのまま持ち出しになります。 ただし通常ポイント(一般利用3%、マリオット利用6%)やゴールドエリート特典は従来通り付与されるため、完全に「元が取れない」わけではありません。


② 無料宿泊の獲得条件が「年150万円→400万円」に

これが最大の改悪ポイントです。月平均12.5万円 → 33.3万円の利用が必要になります。日常の買い物だけではほぼ達成不可能で、法人カードなど高額利用がないと厳しい水準です。

さらに「頑張って達成しても以前より報われない」構造になっています。

【無料宿泊の獲得難易度と実質還元率】

  改定前 改定後
必要利用額 150万円 400万円
無料宿泊ポイント上限 50,000pt(約6万円相当) 75,000pt(約9万円相当)
実質還元率 約4.0% 約2.25%

利用額を2.67倍に増やしても、還元率は約44%低下。 ただし絶対額では3万円分増加しており、JWマリオット東京やリッツ・カールトン大阪など「高級ホテルに泊まれる可能性」は広がっています。 「以前より条件は厳しいが、当たりの場合の価値は大きい」という設計に変更されたと言えます。


③ プラチナエリート資格の条件も上がった

年400万円 → 年500万円。以前は法人利用と組み合わせれば手が届いたラインが、さらに遠くなりました。

ただし、プレミアムカードに付帯する「エリートナイトクレジット15泊分」は変更なく継続されるため、実泊35泊+カード15泊の合計50泊でプラチナを達成するルートは従来通り利用可能です。


④ 公共料金・税金はもともとポイント対象外(変更なし)

本カードは公共料金・税金の利用がもともとポイント付与対象外のため、この点の変更はありません。

公共料金やふるさと納税などをこのカードに集約してポイントを稼いでいた方は、そもそもポイントが付与されていなかった可能性が高いため、実際の損失は発生していないことになります。

公共料金でポイントを貯めたい場合は、楽天カードやdカードなど別のカードとの併用を検討する必要があります。


⑤ 事業用決済のポイント付与は変更なし(重要)

個人カードである本カードは、事業利用(仕入れ・経費)でもポイントが付与されます(一般利用3%、マリオット利用6%)。「事業用決済はポイント対象外」という変更はありません。

カード会員規約には「事業目的での利用を制限できる」という条項が存在しますが、これはカード会社側の裁量で利用停止できるという規定であり、「ポイントが付与されない」という意味ではありません。 実際に法人で事業利用している会員は多数存在し、ポイント付与が継続されています。

私自身も法人でこのカードを活用していますが、事業用決済のポイント付与自体は継続しており、この点は「改悪」ではありませんでした。 ただし、カード会社側の判断で利用制限がかかる理論上のリスクは存在するため、この点は自己責任での利用となります。


総合評価:誰にとって「改悪」で、誰にとって「維持価値あり」か

「改悪」と感じる人:

  • 年間150〜399万円利用のライトユーザー(無料宿泊が獲得しにくくなった)

  • 中級ホテル(Courtyard、Four Points等)中心の利用者

  • 年会費82,500円をペイできない利用者

「維持価値あり」と感じる人:

  • 年間400〜500万円以上利用可能なヘビーユーザー

  • 高級ホテル(JWマリオット、リッツ・カールトン、Wホテル等)に宿泊したい人

  • プラチナエリート資格を決済のみで維持したい人

  • 法人などで事業利用している人(ポイント付与は継続)

既存会員の特典: 2025年8月20日までにカードを保有していた方は、2026年10月26日まで「年間150万円利用で75,000pt」という優遇条件で無料宿泊特典が獲得できます。 この移行猶予期間中は事実上の「改善」内容となっているため、期間中に条件達成を狙うのがおすすめです。

 

改善ポイント:実質価値を金額換算してみると

改悪ばかりが注目されていますが、「条件達成できれば実質プラス」という側面もあります。ただし「なんとなくお得そう」ではなく、実際に金額換算して確かめてみましょう。

① ゴールドエリート+15泊プレゼント:年会費増を相殺できるか

2025年8月の改定で、一般カードもゴールドエリートが自動付与に変更されました(プレミアムカードは改定前から自動付与)。

ゴールドエリートの主な特典と実質価値(年間試算)

特典内容 実質価値(年間) 備考
ポイントボーナス25%増 約9,000円相当 年100万円ホテル利用でベースポイント30,000pt→ボーナス7,500pt(1pt=1.2円)
レイトチェックアウト(14時) 約2〜3万円相当 出張時の移動効率化(時間コスト換算)
客室アップグレード優先 約3〜5万円相当 1泊3,000〜5,000円相当 × 年10泊(空き状況による)
合計 約6〜9万円  

さらに重要なのが、入会・更新時にプレゼントされる15泊分の宿泊実績です。

15泊プレゼントの実務的な使い方(法人オーナーの例)

  • 法人出張:月2泊 × 12ヶ月 = 24泊
  • プライベート:年5泊
  • 合計:29泊 + 15泊プレゼント = 44泊

プラチナエリートの条件は50泊ですが、15泊プレゼントがあることで実質35泊で到達可能。法人出張をコンスタントにこなせる方なら、十分に現実的なラインです。

プラチナエリートの実務的メリット

特典 実務での価値
部屋アップグレード 出張時の作業スペース確保に直結(スイートなら作業机2台+ソファ)
レイトチェックアウト(16時) 移動日のスケジュールが格段に楽に(午後の会議も可能)
48時間前保証 直前の出張でも部屋を確保できる安心感(キャンセル料リスク回避)
ラウンジアクセス 朝食・軽食が無料=出張コスト削減(1人あたり2,000〜3,000円/日)

法人オーナーにとって、これらは「時間コスト削減」と「経費削減」に直結する価値です。ラウンジで朝食+夕方の軽食を済ませれば、1日出張の食費を大きく削減できます。 → ゴールドエリート+15泊プレゼントの総合価値:約6〜10万円/年 年会費増加分の33,000円を、これだけで十分相殺できる計算です。


② 無料宿泊の上限拡大:条件は厳しくなったが「絶対額」は増加

条件は厳しくなりましたが、獲得できた場合の価値(絶対額)は大きく上がりました

改定前後で「泊まれるホテル」の比較(プレミアムカード)

  改定前(50,000pt) 改定後(75,000pt)
主な対象ホテル Courtyard、Four Points(地方中心)、東京ドームホテル(オフシーズン)、一部高級ホテルの閑散期 JWマリオット東京、リッツ・カールトン大阪、Wホテル東京、マリオット・マーキス銀座(トップオフ併用で繁忙期も可能)
1泊の通常価格 3〜6万円程度 7〜15万円程度
トップオフ併用で最大 65,000pt(+15,000pt) 100,000pt(+25,000pt)※2026年3月改定
実質還元率 約3.3〜4.0%(150万円利用時) 約2.25%(400万円利用時)
無料宿泊の絶対額 約6万円相当 約9万円相当

重要なポイント

  • 条件は約2.67倍(150万円→400万円)になりましたが、無料宿泊の絶対額は約3万円分増加(50,000pt→75,000pt)
  • 2026年3月よりトップオフ上限が15,000pt→25,000ptに拡大され、最大100,000pt相当のホテルに宿泊可能に
  • 400万円利用で約9万円相当の高級ホテルに無料で泊まれる計算。「還元率」ではなく「絶対額」で見れば価値は上がっています

具体例:JWマリオット東京に無料宿泊

  • 通常価格:繁忙期で10〜12万円/泊
  • 必要ポイント:75,000pt(無料宿泊)+ 25,000pt(トップオフ)= 100,000pt
  • 自分のポイント25,000ptを追加するだけで、10万円相当の宿泊が無料に
  • 25,000ptの価値(約3万円)を差し引いても、実質7万円相当のお得

「条件達成は難しいが、当たれば大きい」特典に変わりました。


③ ポケットコンシェルジュ:年10,000円は確実に回収できる

高級レストランの予約サービス「ポケットコンシェルジュ」で、半年ごとに最大5,000円(年最大10,000円)の20%キャッシュバックが付きます。

ポケットコンシェルジュの仕組み

  • 対象店舗(高級レストラン・ホテルダイニング等)で食事を利用
  • 利用金額の20%がキャッシュバック(半年ごと最大5,000円=利用額最大25,000円)
  • 年間最大10,000円のキャッシュバック

法人オーナー向け活用術

  1. 個人名義で接待利用し、後で法人に精算(現金または振込)
  2. キャッシュバックは個人口座に振り込まれ、実質的に接待費の一部を還元
  3. 法人側は通常通り接待費として経費処理

※法人名義での利用はキャッシュバック対象外となる可能性があるため、個人名義での利用がおすすめです。 → 年会費82,500円に対して、年10,000円(約12%)を確実にカバー さらに、コンシェルジュによる予約代行サービス自体も価値があります。 人気店でも「マリオットアメックス会員」として予約を代行してもらえるため、接待のセッティングが格段に楽になります。


総合評価:改定後の実質価値(プレミアムカード)

改定による増減まとめ

項目 改定前 改定後 増減
年会費 49,500円 82,500円 ▲33,000円
無料宿泊特典(条件達成時) 50,000pt(約6万円) 75,000pt(約9万円) +30,000円
ゴールドエリート特典 自動付与 自動付与(変更なし) 0円
15泊プレゼント あり あり(変更なし) 0円
ポケットコンシェルジュ なし 年最大10,000円CB +10,000円
ネット(条件達成時)     +7,000円

結論

  • 年間400万円以上利用できるヘビーユーザー:実質プラス(+7,000円)。高級ホテル狙いなら維持価値あり
  • 年間300万円利用の場合:無料宿泊を逃すため、実質▲23,000円の負担増
  • 既存会員(2025年8月20日以前保有):2026年10月26日まで「150万円利用で75,000pt」という超優遇期間中。この期間中に条件達成できれば、実質+47,000円のプラス

私のおすすめ戦略

既存会員の方は、2026年10月26日までの猶予期間中に「150万円利用」を確実に達成し、75,000ptの無料宿泊を獲得しましょう。 その上で、2026年11月以降も継続するかどうかを「年間400万円利用が見込めるか」で判断するのが最も合理的です。 新規で申し込む方は、「年間400万円利用が見込める」「高級ホテルに泊まりたい」「プラチナエリートを決済のみで維持したい」の3つに該当する場合のみ、検討をおすすめします。

改善ポイントの総合評価

改悪が目立つ今回の改定ですが、改善ポイントを最大限活用できれば話は変わります。

特典の実質価値まとめ(プレミアムカード)

特典 実質価値 備考
ゴールドエリート(ポイントボーナス25%) 約9,000円/年 年100万円ホテル利用でベースポイント30,000pt→ボーナス7,500pt(1pt=1.2円)
ゴールドエリート(アップグレード・レイトCO) 約5〜8万円/年 客室アップグレード優先+レイトチェックアウト(14時)の時間コスト換算
15泊プレゼント ステータス達成を支援 実質35泊でプラチナ到達可能(金額換算は困難)
ポケットコンシェルジュ 約1万円/年 半年ごと最大5,000円×2回のキャッシュバック
無料宿泊特典(400万円達成時) 約9万円相当 75,000pt(1pt=1.2円)。トップオフ併用で最大12万円相当も可能
合計(金額換算可能分) 約16〜19万円/年 15泊プレゼントは金額換算から除外

年会費82,500円を差し引いても、実質8〜11万円のプラスになり得ます。

ただし、これは「400万円利用を達成し、特典をすべて使い切れる人」の話

以下の条件をすべて満たす必要があります:

  • 年間400万円以上の利用を確実に達成できる
  • 無料宿泊特典を必ず使い切る(有効期限1年)
  • ゴールドエリート特典(アップグレード・レイトCO)を積極的に活用する
  • ポケットコンシェルジュを年2回利用する

中途半端な利用額(例:300万円)だと、無料宿泊を獲得できず、改悪部分(年会費増33,000円)だけがのしかかる構造なので注意が必要です。

【利用額別・実質収支シミュレーション】

年間利用額 無料宿泊 ゴールドボーナス他 年会費 実質収支
150万円(既存会員優遇) +9万円 +2万円 ▲8.25万円 +2.75万円
300万円 0円 +4万円 ▲8.25万円 ▲4.25万円
400万円(条件達成) +9万円 +5万円 ▲8.25万円 +5.75万円
500万円(プラチナ達成) +9万円 +6万円 ▲8.25万円 +6.75万円

※ゴールドボーナス他:ポイントボーナス、アップグレード、ポケットコンシェルジュ等の合計 ※1pt=1.2円で換算。ホテル利用頻度やアップグレード状況により変動します。

結論:誰が使うべきか

  • 既存会員(2025年8月20日以前保有):2026年10月26日までの優遇期間中に「150万円利用」を確実に達成し、75,000ptをゲット。その後は継続判断を
  • 年間400万円以上利用が見込めるヘビーユーザー:実質プラス。高級ホテル狙いなら維持価値あり
  • 年間200〜300万円利用のライトユーザー:実質マイナス。継続は見送るか、年会費無料の一般カードへのダウングレードを検討

「改悪」と言われる今回の改定ですが、条件を達成できる人にとっては「絶対額増加」で実質プラスになります。 自分の利用額を正確に見積もった上で、継続判断するのが重要です。  

【重要】携行品損害保険の補償終了について(2026年7月1日〜)

※アメックスの携行品損害保険終了に備えた年会費無料の補強カードについては、アメックス民向け|海外旅行保険を補強する年会費無料カード3選で詳しく解説しています。

2026年4月16日、アメリカン・エキスプレスより公式に通知が届きました。2026年7月1日(水)以降に旅行期間が開始するご旅行から、海外旅行傷害保険のうち「携行品損害保険」の補償が終了します。傷害治療費用・疾病治療費用・救援者費用などのその他の補償は継続されます。

改定のポイント(公式通知より)

  • 2026年6月30日(火)までに旅行期間が開始する旅行は、従来どおり「携行品損害保険」の補償対象(出国翌日から90日後の24時まで)
  • 2026年7月1日(水)以降に旅行期間が開始する旅行から、携行品損害保険の補償は終了
  • 「旅行期間」の定義:日本国内のご住居を出発されたときから戻られるまで(ただし日本出国前日の午前0時〜入国翌日の午後12時が保険の上限)
  • 対象カードはマリオットボンヴォイ アメックス(一般・プレミアム両方)を含む、アメックス発行の主要カードほぼ全てです

本記事では、改定前の補償内容の振り返りと、2026年7月1日以降に向けた代替手段をまとめます。


改定前の携行品損害保険の内容(〜2026年6月30日出発分)

項目内容
補償種類利用付帯(旅行代金のカード支払いで有効)
補償限度額1旅行あたり100万円
自己負担額(免責金額)3,000円
補償対象会員またはその家族が個人として所有する携行品(カメラ、PC、スーツケース等)
補償対象外事業用商品・サンプル・仕入れ品、現金・有価証券、自動車等

※2026年6月30日までに旅行期間が開始する旅行については、これまでと同じ条件で補償されます。

携行品損害保険がカバーしていた典型例(個人利用)

損害の種類想定損害額補償対象
カメラ・レンズの盗難10〜30万円✅ 対象(個人所有)
ノートPCの破損15〜25万円✅ 対象(個人所有)
スーツケースの破損3〜5万円✅ 対象
ブランドバッグの盗難10〜20万円✅ 対象(個人所有)
仕入れ商品の盗難10〜30万円❌ 対象外(事業用)
サンプル商品の破損5〜15万円❌ 対象外(事業用)

重要:法人オーナーの方へ。事業用商品・サンプル・仕入れ品は、もともと携行品損害保険の対象外です。「補償終了で影響大」と一律に受け取るのではなく、個人所有の携行品(カメラ・PC・スーツケース等)を海外に持参する方こそ、以下の代替手段の検討が重要になります。

2026年7月1日以降の代替手段3選

代替手段年会費携行品補償付帯条件
三井住友カード ゴールド(NL)永年無料(条件達成時)海外・国内とも最大50万円(※一般的な水準)利用付帯(旅行代金の支払い)
楽天プレミアムカード11,000円(税込)海外・国内とも最大50万円自動付帯
単独の旅行保険(AIG・損保ジャパン等)5,000〜10,000円/回必要な補償を選択可能都度加入

コスト面で最もバランスが良いのは、マリオットアメックス継続+三井住友カード ゴールド(NL)の2枚持ち。条件達成で年会費無料のまま携行品補償を維持できます。年1回以上海外に行く方は、楽天プレミアムカードの「自動付帯」も選択肢に入ります。

2026年6月30日までに出発する旅行のためのチェックリスト

  • ☐ 2026年6月30日までに出発予定の旅行は、航空券・ツアー代金をマリオットアメックスで決済したか確認(利用付帯条件)
  • ☐ 2026年7月1日以降に出発する旅行は、代替カードまたは単独旅行保険を手配する
  • ☐ 年1回以上海外出張・旅行がある方は、三井住友カード ゴールド(NL)または楽天プレミアムの併用を検討
  • ☐ 法人で高額機材を持ち運ぶ場合は、法人の動産保険・携行品保険の加入状況を確認(クレカ保険は事業用対象外)
  • ☐ 詳細は必ずアメリカン・エキスプレス公式サイトの最新案内で確認する

最終確認:補償内容の変更は、アメリカン・エキスプレスの公式サイトまたはカード会員向けのお知らせで必ず確認してください。本記事の情報は2026年4月20日時点のものです。

利用額別・収支シミュレーション

「自分の場合はどうなるか」を具体的な数字で確認しましょう。

前提条件:ポイント還元率は一般利用3%(100円=3pt)、マリオット利用6%(100円=6pt)。ゴールドエリートボーナスはベースポイントの25%、プラチナエリートは50%。1pt=1.2円で換算します。


パターン①:年250万円利用(見直し検討)

内容 計算式 価値
通常ポイント還元 250万円 × 3% 約9万円相当(75,000pt)
ゴールドエリートボーナス 75,000pt × 25% 約2.25万円相当(18,750pt)
ポケットコンシェルジュ 年最大 10,000円
合計   約12.25万円
年会費   ▲82,500円
収支(無料宿泊なし)   +約4万円(黒字)

無料宿泊特典(400万円条件)は獲得できませんが、通常ポイント還元だけで年会費を回収できます。ただし、無料宿泊特典(約9万円相当)を逃しているため、実質的には「機会損失」と言えます。

判定:既存会員なら2026年10月26日までの優遇期間中に150万円利用を達成し、75,000ptをゲットすべき。新規は年会費無料カードへのダウングレードを検討。


パターン②:年400万円利用(分水嶺)

年400万円はまさに「元が取れるかどうか」の分水嶺です。

内容 計算式 価値
無料宿泊特典 75,000pt 約9万円相当
通常ポイント還元 400万円 × 3% 約14.4万円相当(120,000pt)
ゴールドエリートボーナス 120,000pt × 25% 約3.6万円相当(30,000pt)
ポケットコンシェルジュ 年最大 10,000円
合計   約28万円
年会費   ▲82,500円
収支   +約19.75万円(黒字)

ちょうど400万円を達成できれば、年会費の約3.4倍の価値を回収できる計算になります。無料宿泊1泊分で年会費を完済し、お釣りが来る水準です。

判定:継続推奨。このカードのメリットを最もバランスよく享受できるゾーンです。


パターン③:年450万円利用(継続しつつ比較)

内容 計算式 価値
無料宿泊特典 75,000pt 約9万円相当
通常ポイント還元 450万円 × 3% 約16.2万円相当(135,000pt)
ゴールドエリートボーナス 135,000pt × 25% 約4.05万円相当(33,750pt)
ポケットコンシェルジュ 年最大 10,000円
合計   約30.25万円
年会費   ▲82,500円
収支   +約22万円(黒字)

無料宿泊1泊分で年会費を回収でき、さらに22万円のお釣り。プラチナエリート(500万円条件)まであと50万円です。  

こんな人は継続あり、こんな人は見直しを

自分の利用パターンと照らし合わせて、最適な選択を確認しましょう。

利用タイプ別・推奨判断

利用タイプ 推奨 理由 代替案
年300万円未満 ⚠️ 見直し検討 無料宿泊条件(400万円)未達・年会費の元が取れない 一般カードへダウングレード(年会費34,100円)または解約
年400〜500万円 ✅ 継続しつつ比較 無料宿泊は獲得可能。プラチナは未達 一般カードでも250万円で無料宿泊(50,000pt)が獲得可能。差額48,400円を払う価値があるか検討
年500万円以上 ✅ 継続推奨 プラチナエリート+無料宿泊で回収しやすい。ラウンジ特典も絶大
ゴールドエリート目的のみ ⚠️ 他カード検討を 82,500円はゴールドだけには割高 一般カードもゴールド自動付与(年会費34,100円)
高級ホテル(JWマリオット等)に泊まりたい ✅ 継続推奨 75,000pt+トップオフ25,000ptで最大100,000pt相当のホテルに宿泊可能 一般カードは最大75,000ptまで

プレミアムカード vs 一般カード 比較

「解約」ではなく「ダウングレード」という選択肢も忘れずに検討してください。

項目 プレミアム 一般カード
年会費(税込) 82,500円 34,100円 +48,400円
無料宿泊ポイント上限 75,000pt 50,000pt +25,000pt(約3万円相当)
トップオフ併用で最大 100,000pt 75,000pt +25,000pt(約3万円相当)
無料宿泊の獲得条件 年400万円 年250万円 +150万円
プラチナエリート資格 500万円で取得可 不可(50泊必要) プレミアムのみ決済で到達可能
ホテル利用還元率 100円=6pt(3%相当) 100円=6pt(3%相当) 同じ
通常還元率 100円=3pt 100円=3pt 同じ
ポケットコンシェルジュ あり(年最大10,000円CB) なし 年10,000円相当
ゴールドエリート自動付与 あり あり(2025年8月改定で) 同じ
エリートナイトクレジット 15泊プレゼント なし プラチナ達成を支援

差額48,400円を回収できるか?

プレミアムカードの差額を回収できるか、具体的に計算してみましょう。

差額を回収する内訳

特典 差額価値 備考
無料宿泊ポイント差 約3万円 25,000pt(1pt=1.2円)
ポケットコンシェルジュ 10,000円 年2回利用で最大10,000円CB
15泊プレゼント 金額換算困難 実質35泊でプラチナ到達可能(時間短縮効果)
プラチナエリート到達 約10〜15万円 ラウンジアクセス・アップグレード等(年10泊利用時)
合計(プラチナ達成時) 約14〜19万円 差額48,400円を十分回収可能
合計(プラチナ未達時) 約4万円 差額48,400円を回収できず、実質▲8,400円

結論:差額48,400円を回収できる人・できない人

✅ 差額を回収できる人(継続推奨):

  • 年間500万円以上利用できる(プラチナエリート達成)
  • 高級ホテル(JWマリオット、リッツ等)に年間1〜2泊したい(75,000pt以上の価値)
  • ラウンジアクセスを活用する(朝食・軽食で年間5〜10万円相当)
  • ポケットコンシェルジュを年2回利用する
  • 15泊プレゼントを活用して35泊でプラチナを達成できる

❌ 差額を回収できない人(一般カードへダウングレード推奨):

  • 年間300〜400万円利用(無料宿泊は獲得できるが、プラチナ未達)
  • 中級ホテル(Courtyard、Four Points等)中心(50,000ptで十分)
  • ラウンジアクセスを使わない(朝食は別で済ませる)
  • ポケットコンシェルジュを利用しない
  • ゴールドエリートだけで十分

ダウングレードの具体的な手順

一般カードへのダウングレードを検討する場合、以下の手順で進めましょう:

  1. 現在の無料宿泊特典を使い切る(有効期限1年)
  2. カード更新月の2ヶ月前にアメリカン・エキスプレスへ連絡(0120-900-388)
  3. 「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード(一般)へのダウングレードを希望」と伝える
  4. カード番号はそのまま、新しいカードが送られてくる(約2週間)
  5. 旧カードはハサミを入れて廃棄

注意点:ダウングレードすると、15泊プレゼントとプラチナエリート到達ルートは失われます。また、無料宿泊特典も50,000ptに減額されます。今後の利用予定を十分に検討した上で判断してください。


最終判断のチェックリスト

継続かダウングレードか、最終判断の前に以下の項目をチェックしましょう:

  • □ 年間400万円利用を確実に達成できるか?
  • □ 年間500万円利用(プラチナ)が見込めるか?
  • □ 高級ホテル(75,000pt以上)に泊まる予定があるか?
  • □ ラウンジアクセスを年5回以上利用するか?
  • □ ポケットコンシェルジュを年2回利用するか?
  • □ 15泊プレゼントを活用してプラチナを達成できるか?
  • □ 既存会員なら、2026年10月26日までの優遇期間中に150万円利用を達成したか?

5つ以上「はい」なら継続推奨3つ以下なら一般カードへダウングレードが合理的です。  

まとめ

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの2025年8月21日適用開始の改定は、年会費66.7%増(49,500円→82,500円)・無料宿泊条件167%増(150万円→400万円)と、ライトユーザーには厳しい内容です。ただし、以下のような「ホテルに泊まる人」には恩恵のある変化も含まれています:

  • 無料宿泊の上限拡大:50,000pt→75,000pt(トップオフ併用で最大100,000pt)。JWマリオット東京やリッツ・カールトン大阪など、高級ホテルに泊まれる可能性が拡大
  • ゴールドエリート自動付与:一般カードもゴールドに昇格し、2券種とも入会で自動付与
  • ポケットコンシェルジュ新設:年最大10,000円のキャッシュバックが追加
  • 絶対額の増加:条件は厳しくなったが、無料宿泊の絶対額は約3万円分増加(50,000pt→75,000pt)

重要:2026年4月16日付でアメリカン・エキスプレスより公式通知があり、2026年7月1日(水)以降に旅行期間が開始するご旅行から「携行品損害保険」の補償が終了します。2026年6月30日までに旅行期間が開始する旅行は従来どおり補償されます。詳しくは本記事の「携行品損害保険の補償終了について」セクションをご確認ください。

クレジットカードの改定は定期的に起こりますが、重要なのは「自分の使い方で元が取れるか」の一点です。本記事の収支シミュレーションと判断表を参考に、感情ではなく数字で冷静に見極めてみてください。カードは「使う人次第」で神カードにも紙切れにもなります。あなたの利用スタイルに最適な選択を。

関連記事

本記事と合わせて読みたいおすすめ記事です。


本記事は2026年4月20日時点の情報をもとに作成しています。今後の改定により内容が変わる場合があります。最新情報はアメリカン・エキスプレス公式サイトでご確認ください。

📌 関連まとめ:本記事で触れた改悪・改定情報を含む2026年のクレカ業界全体の動向は、【総まとめ】2026年クレカ改悪|ANA SFC・マリオット・ヒルトン・アメックス保険終了の影響と対策で網羅的に整理しています。
  • この記事を書いた人
  • 最新記事
アバター画像

タグ

法人を運営しながら、クレジットカードのポイントを活用してマリオットやヒルトンなどの高級ホテルにお得に泊まることを楽しんでいます。「クレカ × ポイント × ホテル旅行」をリアルな体験ベースで発信中。ポイ活・陸マイラー・ホテル修行に興味がある方はぜひ参考にしてください。

-アメックス, マリオット
-, , , ,

© 2026 タグのクレカ&旅ブログ Powered by AFFINGER5