PR:本記事には広告を含む関連記事へのリンクがあります。
※2026年11月1日時点のANA・カード発行会社の公式情報に基づきます。この記事は「ANA LOUNGE」「ANA SUITE LOUNGE」に入れるかを判断するためのものです。利用できる施設は出発空港・ターミナル・運航会社・搭乗便によって変わります。旅行前には記事末尾の公式情報でも確認してください。
「ANA便に乗るからANAラウンジに入れる?」「ANAのゴールドカードがあれば大丈夫?」――答えは、どちらもそれだけでは決まりません。
先に結論です。 まず出発便と空港を確認し、次に①搭乗クラス、②本人の会員資格、③カードや利用券など、どの資格で入るかを確認します。その後、同行者も入れるかを別に判定します。国内線のプレミアムクラスと、国際線のファーストクラスでは、入れるラウンジの種類も違います。

まずはこの順番で判定
- どの空港・ターミナルから、どの会社の運航便で出発するか。 「ANA便名」だけで決めず、実際の運航会社とラウンジの場所を確認します。
- 座席に入室資格があるか。 国内線プレミアムクラス、国際線ファースト・ビジネス・プレミアムエコノミーなどで条件が異なります。
- 座席とは別の資格があるか。 ANAの会員ステイタス、SFC、ANAカード プレミアム、対象の利用券などを確認します。
- 同行者も対象か。 本人が入れても、同行者は資格・人数・同時入室の条件が別です。
以下は、特記のない限り、対象となる空港から対象便で出発する場合の話です。「ANA LOUNGEの入室資格がある」ことと「すべての空港にANA LOUNGEがある」ことは違います。ANA公式の利用基準一覧で、利用日・出発空港ごとの確認が必要です。
座席で判定:国内線プレミアムクラスはどこまで?
ANA国内線プレミアムクラスは、対象空港でANA LOUNGEを利用できます。本人に加え、同行者1名も利用対象です。成田ではANA ARRIVAL LOUNGEを国内線の出発ラウンジとして、名古屋・関西・宮崎・熊本などでは共用ラウンジを使うなど、空港によって施設名は異なります。ANAプレミアムクラスのラウンジ案内
2026年5月19日以降の国内線予約検索画面では「ファーストクラス(プレミアムクラス)」と表示されます。これは表示名の変更であり、国内線プレミアムクラスの座席だけでANA SUITE LOUNGEへ入れるようになったわけではありません。 SUITEには別の資格が必要です。ANAの搭乗クラス別基準
たとえば、羽田からANA運航国内線にプレミアムクラスで出発する人は、同行者1名と対象のANA LOUNGEを利用できます。本人にダイヤモンド資格などがなければ、座席だけを根拠にSUITEへは進めません。
国際線:ファースト・ビジネス・プレミアムエコノミー
| 搭乗クラスによる資格 | 羽田・成田など、ANAの対象ラウンジがある空港での基本的な判定 | 座席資格による同行者枠 |
|---|---|---|
| ファーストクラス | ANA SUITE LOUNGEの対象。ANA LOUNGEも利用対象 | 1名 |
| ビジネスクラス | ANA LOUNGEの対象 | なし |
| プレミアムエコノミー | ANAグループ運航便でANA LOUNGEの対象 | なし |
| エコノミー | 座席だけでは対象外。別の資格や対象の有料利用を確認 | 座席資格による枠はなし |
この表は「羽田・成田で必ず同じ施設に入れる」という意味ではありません。ホノルルにはANAのラウンジがあり、その他の海外空港では提携・契約ラウンジを案内される場合があります。プレミアムエコノミーの座席資格による入室はANAグループ運航便に限る点にも注意してください。ANAの搭乗クラス別基準
国際線ビジネスクラスの本人と、エコノミーの同行者が同じ便に乗る例では、ビジネスクラスという座席資格だけで入れるのは本人だけです。同行者にSFCなど別の入室資格があれば、改めてその資格で判定します。
エコノミーでも入れる?会員資格を見る
エコノミーでも、ANAのダイヤモンド・プラチナ、SFC、対象のスターアライアンス・ゴールドなど、別の資格で利用できる場合があります。ただし、資格によってANA LOUNGEかANA SUITE LOUNGEか、同行者の扱い、対象便が異なります。ANAの会員資格別基準
| 主な資格 | 押さえるべき違い |
|---|---|
| ANA「ダイヤモンドサービス」 | 対象空港のANA SUITE LOUNGEを利用できる |
| ANA「プラチナサービス」・SFC | 対象空港のANA LOUNGEを利用できる。SFCには家族会員の資格もある |
| ANA「ブロンズサービス」 | ステイタスを示すだけで無料入室できる資格ではない。所定のマイルまたはアップグレードポイントを使う条件を確認 |
| ANA Million Miler Programの「Lounge Access Card」・ANA SUITE LOUNGEご利用券 | 対象のANA SUITE LOUNGEへ入る別の経路 |
これは資格の全条件を網羅した表ではありません。たとえば複数のステイタスを持っていても同行者枠は単純に足し算できず、国内線の他社運航コードシェア便では資格による例外もあります。入室を判断する際は、自分の資格をANA公式の一覧に当てはめてください。
また、ANAが案内しているSFCの新しいPLUS・LITE区分は2028年4月からの制度です。2026年の入室判断に将来の条件を混ぜないようにします。変更の詳しい内容はANAの公式案内と当ブログのSFC解説で確認できます。
ANAカードを持っていれば入れる?
「ANAカード」と「ANA LOUNGEの入室資格」は同義ではありません。 たとえば通常のANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードには、対象空港のカードラウンジ等の特典がありますが、カードを持つことだけではANA LOUNGEを利用できないと発行会社が明記しています。SFC資格や座席など、カードとは別の資格がある場合はその資格で判断します。アメックス公式の商品案内
カード全体の特典や年会費を判断したい方は、ANAアメックス・ゴールドの改定後の価値を検証した記事をご覧ください。この記事ではラウンジ入室条件に絞ります。
これと異なるのがANAカード プレミアムです。本会員は、対象便で出発する際に対象の国内線ANA LOUNGEなどを利用できます。ただし、カード資格だけでは同行者は対象外、家族カード会員も対象外です。カードを提示し、搭乗便のチェックインも必要です。ANAカード プレミアムの利用基準
名前が似ていますが、SFC付きのプレミアムカードはSFC会員の条件で判定します。SFC家族会員も、単なるANAカード プレミアムの家族カード会員とは扱いが異なります。通常のANAアメックス・ゴールドとSFC付きのカードも混同しないでください。ANAのSFC・カード条件
ANA LOUNGEとANA SUITE LOUNGE、実際の違いは?
いちばん大きな違いは入室資格の線引きです。国内線プレミアムクラスだけで対象になるのは原則としてANA LOUNGE。国際線ファーストクラスやANAダイヤモンドなどには、対象空港のANA SUITE LOUNGEという選択肢があります。対象の「ANA SUITE LOUNGE」ご利用券でも入室できます。ANAの利用基準一覧
サービスにも違いはありますが、「LOUNGEは飲み物だけ、SUITEだけ食事あり」とは言えません。たとえば新千歳空港の国内線ANA LOUNGEは飲み物を案内し、SUITEではそれに加えておにぎり・パン・スープなどを案内しています。一方、国際線ANA LOUNGEでは食事メニューが用意される空港もあります。設備やメニューは空港・時間帯で確認してください。新千歳ANA LOUNGE、新千歳ANA SUITE LOUNGE、ANA国際線ラウンジ案内
4つの旅行例で答え合わせ
以下は記載した資格だけを持ち、羽田空港からANA運航便で出発する例です。他の入室資格があれば結果は変わります。
| 旅行者 | 判定 |
|---|---|
| 国内線プレミアムクラスの本人+同行者1名 | 2人とも対象のANA LOUNGEへ。プレミアムクラスという座席資格だけではSUITEは対象外 |
| 国内線エコノミー+ANA「プラチナサービス」 | 座席ではなく会員資格でANA LOUNGEの対象。同行者の条件はステイタス別基準で確認 |
| 国内線エコノミー+通常のANAアメックス・ゴールドだけ | ANA LOUNGEは対象外。カード会社が指定する別の空港ラウンジは対象施設ごとに確認 |
| 国際線ビジネスの本人+エコノミーの同行者 | ビジネス本人はANA LOUNGEの対象。同行者は座席資格だけでは入れない |
この判定例のポイントは、同じ「ANAに乗る人」でも結果が違うことです。また、本人の搭乗クラスと同行者の搭乗クラスをまとめて判定しないことです。ANAの搭乗クラス別基準、ANAの会員資格別基準、アメックス公式
資格がない場合、有料で入れる?
対象の便・運賃・空港であれば、国内線・国際線ともANA LOUNGEの有料利用という方法があります。有料利用でANA SUITE LOUNGEには入れません。 対象条件や受付枠は変わり得るため、購入前に専用ページで確認してください。国内線・国際線とも、条件に合えば当日の空港申し込みが案内されていますが、当日に必ず購入できるという意味ではありません。国内線の有料利用、国際線の有料利用
よくある質問
ANAアメックス・ゴールドでANA LOUNGEに入れますか?
そのカードを持つだけでは入れません。 対象のカードラウンジ等の特典とは別です。本人がSFCや対象の搭乗クラスなど別の資格を持つ場合は、そちらで判定します。アメックス公式
国内線の「ファーストクラス(プレミアムクラス)」ならSUITEですか?
座席だけではSUITEの対象ではありません。ANAの予約検索画面の表記変更で、サービスの変更は予定されていないと案内されています。ANA公式
同行者がエコノミーでも一緒に入れますか?
本人の入室資格次第です。国内線プレミアムクラスには同行者1名の枠がありますが、国際線ビジネスクラスには座席資格による同行者枠がありません。同行者に本人の資格がある場合は別途判定します。ANA公式
どのANA便でも同じラウンジを使えますか?
いいえ。ANAのラウンジがない空港・ターミナルでは、共用ラウンジになる場合や、対象施設がない場合があります。コードシェア便では運航会社も確認します。ANA公式
出発前の確認は3つだけ
- 予約画面で出発空港・ターミナル・運航会社・搭乗クラスを確認する。
- ANAの利用基準一覧で、本人の座席・会員資格・カード・利用券を照合する。
- 同行者がいる場合は本人とは別に人数と入室条件を確認する。
ラウンジ入口では搭乗券を使って入室受付を行います。会員番号が予約に紐付いていない場合などは、ステイタスカードの提示を求められることがあります。余裕を持って確認しておくと、当日にラウンジの前で立ち止まらずに済みます。ANA国内線の入室受付方法
カードラウンジやプライオリティ・パスとの全体的な違いから確認したい方は、空港ラウンジ3種類の違いと入り方も参考にしてください。
公式資料
- ANA:空港ラウンジ利用基準一覧
- ANA:搭乗クラス別の利用基準
- ANA:ANAカード プレミアムの利用基準
- ANA:国内線有料ラウンジサービス
- ANA:国際線有料ラウンジサービス
- アメリカン・エキスプレス:ANAアメックス・ゴールド
※本記事は制度の一般的な解説です。特定の便について入室を保証するものではありません。