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アメックス全カード序列マップ|グリーン・ゴールド・プリファード・プラチナ・センチュリオン まで徹底解説【2026年版】

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「アメックスを持ちたいけれど、グリーン・ゴールド・プラチナ・センチュリオン、さらにビジネスや提携カードまであって、結局どれを取ればいいか分からない」——これはアメックス検討者の9割が直面する悩みです。アメックスは券種が非常に多く、しかも年会費や特典が改定されるたびに序列が動きます。とくに2024年のゴールド・プリファード改名、2025年8月のマリオット改定、そして2026年7月の保険改定と、ここ2年で勢力図が大きく変化しました。

本記事は、2026年5月時点の最新情報をもとに、アメックス全カードの「序列マップ」を1枚に整理し、ペルソナ別にどの1枚を選ぶべきかを徹底解説します。運営者は複数のアメックスを保有・比較してきた経験を踏まえ、過剰な持ち上げも過剰な批判もせず、淡々と階層構造を見せるスタンスで書いています。

アメックスのカード階層を一目で理解する全体マップ

まずは大枠を掴みましょう。アメックスのカードは大きく3レイヤーに分かれます。

アメリカン・エキスプレス・カード
├─ パーソナル(個人)系列
│ ├ グリーン         月会費1,100円(年13,200円相当)
│ ├ ゴールド・プリファード  年39,600円
│ ├ プラチナ         年165,000円
│ └ センチュリオン      年385,000円(インビ制)

├─ ビジネス系列(法人・個人事業主)
│ ├ ビジネス・グリーン    年13,200円
│ ├ ビジネス・ゴールド    年49,500円
│ └ ビジネス・プラチナ    年165,000円

└─ 提携カード系列
├ マリオット・ボンヴォイ・アメックス/プレミアム
├ ANAアメックス クラシック/ゴールド/プレミアム
├ JALアメックス CLUB-A/CLUB-Aゴールド/プラチナ
├ デルタ スカイマイル・アメックス(ゴールド/プラチナ)
└ ヒルトン・オナーズ・アメックス/プレミアム

パーソナルとビジネスは「個人で持つか/経費計上か」の違いで、序列はグリーン < ゴールド < プラチナ < センチュリオンと分かりやすい階層です。一方、提携カードは「特定のホテル/航空会社のロイヤリティに乗る」設計なので、序列というより用途別の派生ラインと考えるのが正解です。

以下、主要カードを1枚の表で並べてみましょう。

系列 カード名 年会費(税込) 主な目玉特典
個人 グリーン 月1,100円 プライオリティ・パス年2回
個人 ゴールド・プリファード 39,600円 フリー・ステイ・ギフト、招待日和
個人 プラチナ 165,000円 FHR、コンシェルジュ、ホテル上級資格
個人 センチュリオン 385,000円(+入会金) インビ制・最上位プロテクション
ビジネス ビジネス・グリーン 13,200円 経費計上、追加カード制度
ビジネス ビジネス・ゴールド 49,500円 空港ラウンジ、ビジネス特典
ビジネス ビジネス・プラチナ 165,000円 個人プラチナ同等特典の経費版
提携 マリオット・ボンヴォイ 34,100円 マリオット系列ステータス特典
提携 マリオット・プレミアム 82,500円 無料宿泊50,000ptまで
提携 ANAアメックス 7,700円 ANAマイル付与・搭乗ボーナス
提携 ANAアメックス・ゴールド 34,100円 マイル移行手数料無料
提携 ANAアメックス・プレミアム 165,000円 高還元マイル付与+ラウンジ
提携 JALアメックスCLUB-Aゴールド 20,900円 フライトマイル25%ボーナス
提携 JALアメックス・プラチナ 34,100円 プライオリティ・パス、コンシェルジュ
提携 ヒルトン・アメックス 16,500円 ヒルトン・ゴールド資格
提携 ヒルトン・プレミアム 66,000円 ヒルトン・ダイヤモンド資格+無料宿泊

※2026年5月時点の公開情報。マリオット系列は2025年8月の改定後の新会費を記載しています。最新条件は必ず各カードの公式ページで確認してください。

個人カード(パーソナル)の序列

もっとも分かりやすいのが個人カードの4段階序列です。「グリーン → ゴールド・プリファード → プラチナ → センチュリオン」と上に行くほど年会費と特典の重みが増していきます。

アメックス・グリーン

アメックスの入り口を月会費1,100円(年13,200円相当)で持てるのがアメックス・グリーンです。2022年に国内初の月会費制を導入し、初月無料という形で参入障壁を大きく下げました。プライオリティ・パス(年2回まで無料)が付帯し、海外旅行傷害保険も最高5,000万円(利用付帯)と、月1,100円としては十分な厚みがあります。

ただし通常還元率は0.5%、マイル交換コストや有効期限の都合でメンバーシップ・リワード・プラス(年3,300円)への登録がほぼ必須となるため、実質コストは年16,500円前後と考えるのが現実的です。「アメックスというブランドをまずは触ってみたい」「年会費40,000円のゴールド・プリファードはまだハードルが高い」という人の序列スタートポジションと捉えるのが妥当です。

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アメックス・ゴールド・プリファード(旧ゴールド改名・2024年改定)

2024年2月、長く親しまれた「アメックス・ゴールド」はアメックス・ゴールド・プリファードへと進化しました。年会費は31,900円から39,600円に引き上げられた一方で、メタルカード化、フリー・ステイ・ギフト(毎年の更新で1泊2名分の無料宿泊)、ゴールド・ダイニング by 招待日和、メンバーシップ・リワード・プラス自動付帯(旧3,300円分が無料化)など、特典は明らかに強化されています。

家族カードは2枚まで無料、3枚目以降19,800円。フリー・ステイ・ギフトで使えるホテルは1泊5万円前後の対象施設が含まれるため、これだけで年会費の大半を回収できる人が多い構成です。「ゴールドからプラチナへ上がる踊り場」ではなく、ゴールド・プリファード単独で完結する完成度の高いカードに仕上がっており、序列上は中核ポジションを担います。

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アメックス・プラチナ

年会費165,000円。プライオリティ・パス・プレステージ会員、ファイン・ホテル・アンド・リゾート(FHR)、ホテル上級会員資格(マリオット ゴールド/ヒルトン ゴールド/ラディソン プレミアムなど)、24時間365日のコンシェルジュ、家族カード4枚無料——と、「ステータスカード」のイメージそのものを体現する1枚です。

2026年7月の海外旅行傷害保険改定でも、プラチナは携行品損害保険が継続される数少ないカード(個人プラチナ・ビジネスプラチナ・センチュリオンのみ)となっており、保険補償の観点でも序列上の優位性は維持されています。「年に5泊以上ホテルに泊まる」「海外出張が多い」「センチュリオンへの最短ルートを取りたい」人にとっては合理性の高いカードです。

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アメックス・センチュリオン(インビ制)

アメックスの最高峰、いわゆる「ブラックカード」。年会費は385,000円に加え、初年度は入会金55万円が必要とされ、しかも申し込みは不可・インビテーション(招待)制です。インビへの最短ルートはプラチナを保有して相応の利用実績を積むこと、と言われています。

センチュリオン保有者の平均年収は約1億9,800万円ともいわれ、特典の中身は「ホテル上級会員資格の上位版」「センチュリオン専用ラウンジ」「専属コンシェルジュ体制」など個人プラチナの上位互換に位置します。「序列の頂点」ではあるものの、自分の意思で取りに行けるカードではないため、事実上の上限値として頭の片隅に置いておくくらいで十分でしょう。

ビジネスカードの序列

ビジネスカードは個人カードと並走する形で、グリーン→ゴールド→プラチナの3階層構造になっています。法人税率を考慮すると、損金算入で年会費の実質負担が軽くなる点が個人カードとの大きな違いです。

アメックス・ビジネス・グリーン

年会費13,200円。法人代表者・個人事業主向けの入口カードで、追加カード(社員カード)の発行や経費の一元管理に対応します。空港ラウンジサービス、海外旅行傷害保険(利用付帯)、ビジネス情報サービスなど基本機能を押さえつつ、損金算入できるので法人税率23%想定なら実質1万円前後で持てる計算です。「まず1枚、法人カードとしてアメックスを使ってみたい」層のスタートラインです。

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アメックス・ビジネス・ゴールド・プリファード

正式名称はアメックス・ビジネス・ゴールド・カードで、2025年3月のサービス改定で年会費が36,300円から49,500円へ引き上げられました。メタルカード化、ビジネス向けキャッシュフロー支援、フリー・ステイ・ギフト相当の宿泊特典、ビジネス・コンサルティング機能など、個人ゴールド・プリファードの「経費計上版」に近い設計です。

法人税率23%想定では実質負担は約38,000円。年に1〜2回出張で対象ホテルに泊まる経営者であれば、宿泊特典だけで年会費はほぼ回収できます。「個人事業主・スモールビジネスの中核1枚」として、ビジネス序列の中心ポジションです。

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アメックス・ビジネス・プラチナ

ビジネス系列の最高峰。年会費165,000円は個人プラチナと同額ですが、損金算入により法人税率23%想定で実質約127,000円まで圧縮できます。さらに2026年7月の海外旅行傷害保険改定でも携行品損害保険が継続する数少ない1枚で、ビジネスオーナーの「最後の砦」として戦略的価値が高まっています。

個人プラチナとの違い、ホテル特典、メンバーシップ・リワードのANAマイル無料移行、経費計上の元取りシミュレーションなど、詳細は別記事で1万字近くかけて整理しているので、検討中の方はそちらを併せて参照してください。

▶ 関連記事:【2026年7月改定対応】アメックス・ビジネス・プラチナ徹底レビュー|法人税23%で実質12.7万円

提携カードの位置づけ

提携カードは「特定のホテルチェーン/航空会社のロイヤリティ・プログラムにアメックスがブランドを乗せた」設計です。プロパー(純アメックス)の序列とは別枠で、用途特化の派生ラインと捉えるのが理解の早道です。

マリオット・ボンヴォイ・アメックス/プレミアム

2025年8月21日の改定で、マリオット系列の年会費は大幅に引き上げられました。一般カードは23,100円→34,100円、プレミアム・カードは49,500円→82,500円へ。プレミアムは無料宿泊特典が「50,000ポイントまでのカテゴリーで使用可能」に強化され、マリオット・ゴールドエリート資格、マリオット系列での3倍ポイントなどが付帯します。

マリオット派にとっては年に2〜3泊以上マリオット系列に泊まるならプレミアム一択、年1〜2泊ならノーマルでも十分という棲み分けが定着しています。なお既存会員は2025年8月20日以前申し込みなら旧会費が継続されるため、改定前会員の優位性も大きいカードです。

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ANAアメックス(クラシック/ゴールド/プレミアム)

ANAマイルを貯めたい人向けのライン。クラシック7,700円/ゴールド34,100円/プレミアム165,000円と3階層に分かれています。クラシックはポイント移行コース(年6,600円)が別途必要なので注意。ゴールド以上はマイル移行が無料、プレミアムはマイル付与率が1.5%相当まで上がり、ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)取得に向けたメインカードとして使う人もいます。

「とにかくANAマイルを最大化したい」層は、プレミアム+他陸マイラー手法の合わせ技に向かいやすい構成です。

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JALアメックス(CLUB-A/CLUB-Aゴールド/プラチナ)

JALマイルを貯める人向けのライン。CLUB-Aゴールド20,900円/プラチナ34,100円と、ANA側よりも価格帯が圧縮されています。プラチナでもプライオリティ・パス、コンシェルジュ、ボーナスマイルなど主要機能が34,100円で揃うため、「JAL派でステータスも欲しい」人はコスパが極めて良い構成です。

ただし三菱UFJニコス発行であり、純アメックスのメンバーシップ・リワードとは別経路の運用になる点には注意が必要です。

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デルタ・スカイマイル・アメックス

デルタ航空のスカイマイルを貯めたい人向けの提携カード。ゴールドとプラチナの2階層構成で、米系航空会社をよく利用する層・スカイチーム経由でのアジア発券を活用したい層に支持されています。ボーナスマイルや空港ラウンジ利用などの旅行系特典が中心で、SFC・JGCのようなステータス修行ルートはありませんが、スカイマイルの貯まり方は他カードでは代替できないため、デルタ派にとっては事実上の一択です。

ヒルトン・アメックス/プレミアム

ヒルトン・オナーズと連携した提携カード。一般カードは年会費16,500円でヒルトン・ゴールド資格、プレミアムは66,000円でヒルトン・ダイヤモンド資格+ウィークエンド無料宿泊特典が付帯します。ヒルトン系列を年5泊以上利用するならプレミアムでダイヤモンド資格を取った方がトータルで安く済むケースが多く、マリオット派の対極として根強い人気があります。

▶ 関連記事:ヒルトン・アメックス・プレミアム本音レビュー

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ペルソナ別おすすめ序列

序列マップを踏まえると、「自分にとっての正解」はライフスタイルとお金の使い方で決まります。代表的な5パターンを整理しました。

「初めての1枚」の人

アメックスをまず触ってみたい人は、グリーン(月1,100円)かゴールド・プリファード(年39,600円)の二択。年に1回以上ホテル宿泊をするなら、フリー・ステイ・ギフトだけで年会費の大半が戻ってくるゴールド・プリファードが合理的です。「まずは月額制で気軽に試したい」ならグリーンで始め、半年〜1年後にゴールドへ切り替える流れもアリです。

「ポイント還元優先」の人

アメックスは元々高還元カードではないため、ポイント還元を最優先するなら他社の還元特化カード(楽天プレミアム・三井住友ゴールドNL等)の方が向いています。それでもアメックスを選ぶなら、ゴールド・プリファード+メンバーシップ・リワード・プラス自動付帯でマイル移行込みの実質還元1.0〜1.25%を狙うのが最適解です。

「旅行特典優先」の人

年に5泊以上ホテルに泊まり、国際線にも年数回乗る層はプラチナ(165,000円)が射程に入ります。FHR・プライオリティ・パス・ホテル上級会員資格を組み合わせて、年会費の倍以上の体験価値を得ているケースは少なくありません。ホテル特化ならマリオット・プレミアム(82,500円)やヒルトン・プレミアム(66,000円)も対案として有力です。

「プラチナ修行・ステータス重視」の人

ステータスを段階的に上げたいなら、ゴールド・プリファード→プラチナ→センチュリオン(インビ待ち)の王道ルート。途中で寄り道せず、プラチナ保有期間中に年300〜500万円規模の決済を続けるのが、センチュリオンのインビを近づける現実的なアプローチと言われています。

「ビジネスオーナー・個人事業主」の人

経費計上で実質負担を下げられるビジネス系列が中心となります。スタートはビジネス・グリーン(13,200円)、出張が増えたらビジネス・ゴールド(49,500円)、年5回以上の宿泊出張があるならビジネス・プラチナ(165,000円)。とくにビジネス・プラチナは2026年7月以降も携行品損害保険が継続する希少カードで、戦略的価値が高まっています。詳しくはビジネス・プラチナ徹底レビューをご参照ください。

序列ジャンプアップの正攻法(インビテーション・グレードアップ)

「グリーンからいきなりプラチナを申し込めるのか」「センチュリオンへ最短で行く方法は」——よく聞かれる質問ですが、現在のアメックスは下位カードを持っていなくてもプラチナを直接申し込める仕様になっています(以前のような厳格な階段制ではない)。ただし審査では年収・属性・利用実績が総合的に見られるため、いきなり上位を狙うほど通過率は下がる傾向にあります。

センチュリオンに関してはインビテーション一択。最短ルートはプラチナで年300〜500万円規模を継続決済し、属性面での信頼を積むことと整理されています。「いつインビが来るか」は公開されていませんが、保有期間1〜2年でインビが届いた例も報告されており、保有歴の長さよりも決済の質と量が重視される印象です。

提携カードからの上位アップグレード(マリオット・ノーマル→プレミアム、ANAゴールド→プレミアム等)は会員ページから随時申し込めます。ただし改定タイミング(マリオットなら2025年8月、保険なら2026年7月)次第で、旧会員特典が引き継がれるかどうかが変わるため、改定前に判断するのが鉄則です。

まとめ:あなたが取るべきアメックスはこれ

アメックスの序列を1枚絵で整理すると、「個人カード4階層+ビジネス3階層+提携カード派生ライン」という構造でした。年会費だけで決めるなら下位、特典の総和で決めるならプラチナ/ビジネス・プラチナ、ホテル特化なら提携カード、と用途で正解が分かれます。

2026年5月時点で重要なのは以下の3点です。

  • 2024年改定でゴールドが「ゴールド・プリファード」へ進化し、年会費39,600円に対する特典総和が改善した
  • 2025年8月のマリオット改定で、プレミアム年会費は82,500円へ大幅引き上げ。既存会員は旧会費が継続される
  • 2026年7月の海外旅行傷害保険改定で携行品損害保険が終了するが、プラチナ/ビジネスプラチナ/センチュリオンの3枚は継続。これらの相対価値が上がる

運営者の個人的な結論としては、「とりあえず1枚」ならゴールド・プリファード、「ホテル&海外特化で本気」ならプラチナ、「経費計上したい経営者」ならビジネス・プラチナ、というのが2026年5月時点のシンプルな正解です。提携カードは「メインカードを取った後、ホテル・航空会社のロイヤリティを上乗せする2枚目以降のオプション」として活用するのが、序列マップ全体の合理的な歩き方になります。

各カードの個別レビューは順次本ブログで公開しています。あなたのライフスタイルに合った1枚を、序列を踏まえて選んでみてください。


 

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